カラマーゾフの兄弟

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zoom RSS 新長田について

<<   作成日時 : 2017/07/20 00:45   >>

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今の職場に新長田出身の方がいる。
色々と話を聞くととても面白い。
私は18歳まで葺合区(現中央区)に住んでいた。
用事があって外出する場合西はだいたい三ノ宮、よく行って元町までだった。
長田には中学生や高校生の頃の私には食指が動かなかった。興味関心すらなかった。
齢五十近くになり、自分が生まれた神戸について調べるようになった。
神戸の不良の地域として長田の番町や葺合の新川はよく言われていた。
実はこのことをよく知ったのも二十歳を過ぎてから。
中高生の頃はそこまで客観的に自分が生まれた街を見ることはなかった。
自分の周囲で起こっていることは『これが普通、これが当たり前』として疑うことすらなかった。
自分がそういう街で生まれて過ごしてきたことに何ら疑問すら思うことはなかった。

今思うに神戸に住む人間にとって横のつながりは社会人ならいざ知らず、
学生でもクラブ活動や親戚等のつながりがあれば別ですが、
なければあまり頻繁に交流する機会がないように思います。
特別な用事がなければ葺合に住む人間は長田にはあまり行かないし、東灘や垂水にも行きません。
三ノ宮に行くことで買い物に事足りるので、何ら不自由はないわけです。
40過ぎてから垂水在住の人に聞くと、学生の頃は三ノ宮すらめったに行かないと言う。
長田の人に聞けば、葺合の春日野道や灘、東灘などには行かないと言います。勿論人によりけりだと思いますが。
特別な用事があれば別ですが、それぞれの区域内で生活は事足りるわけで当たり前と言えば当たり前ですが、そういう話を聞いて、意外と神戸市民(とりわけ学生など)というのは横のつながりがあんまりないんじゃないかと思った次第です。


それはさておき新長田です。
同僚から、新長田にマルヨネというお肉屋さんがあることを聞き、焼き豚ならぬ蒸し豚というものがあるということを聞きました。焼き豚なら小さい頃から知っていますが、蒸し豚は聞いたことがありません。
ましてや酢みそにつけて食べるなど聞いたことがなく知りませんでした。
で、実際お店に行って買って食べるとこれが美味しい!
新たな発見と驚きでした。
それと新長田の界隈を歩いていると、自分が幼少時育った大安亭市場や春日野商店街周辺の街並みととても似ていることに共感を覚えました。

それから図書館で本を借りて調べてみました。
長田も新川も高級住宅街ではありません。どちらかといえば市井の人たちが肩を寄せ合って共同体として暮らしてきた街と言えます。
街の規模は長田の方が大きいですが、他の神戸の区内と比べると共通点は多分にあると思います。
韓国朝鮮人の方が多いのも特徴だと思います。
小学生の頃は韓国人とか日本人とかそんなこと考えもつかなかったですが。
商店街の規模で言うと、新長田は大正筋商店街、六間道商店街、本町筋商店街、丸五市場など多くの商店があります。
一方新川と言えば、大安亭市場、春日野道商店街、大日市場があります。
新川のそれらの市場は一定の距離で離れていますが、新長田の市場は密接につながっています。
トータルで見れば圧倒的に新長田の方が規模が大きいです。
昔何かの本で春日野道商店街はかつて映画館もあり、東の新開地と言われたと読んだことがありました。読んだときは「へぇ〜」と感心していましたが、
新長田と新川を比べてみると明らかに新長田の方が規模も上、お店の数も上、かつ市場の連携が密です。
いかに繁盛していたかは今この地を歩いてみるだけでも容易に想像ができます。
震災前の往事、どれだけ繁盛していたかを私は知りません。
今この近辺を歩いて思うに、寂れていて人通りが少ないなぁ〜と感じる次第です。

で、図書館で六間道など昔はどうだったのかを調べてみると、
昔は一面田んぼだったと言います。
今では全く想像すらつきませんが、明治の頃の方曰く、
こんな田んぼだったところがあっという間に商店街に街が変わってしまったというわけです。

で、たまたま昔の明治の頃の地図を見つけました。
見たら、きれいな位一面田んぼでした(笑)。
明治、大正の頃一気にこの新長田が開発されたのがよくわかります。
長田という地名も調べて初めて知りましたが、田んぼが東西に長くあったので長田と言われたそうです。
駒ヶ林は有数の漁村だったというのも下記地図を見れば一目瞭然です。


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