カラマーゾフの兄弟

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zoom RSS カラオケを発明した日暮通の男

<<   作成日時 : 2016/01/14 00:14   >>

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最近、大下英治氏の本を読んでいる。
極めて細かく取材されているのが、一読すればよくわかる。

その著書の中で異色な分野ともいえる『カラオケを発明した男』を買って読んだ。
井上大佑氏の自伝的な本といえる。
冒頭で
アメリカのタイム紙において井上氏が
「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に選ばれる記述がある。
日本人はそのうち6人選出。
昭和天皇、盛田昭夫、黒澤明、豊田英二、三宅一生、井上大佑の6人である。

昭和天皇を始め他の四人はあまりにも有名である。
しかし、井上氏は誰?となる。

特許を取っていなかったため、その恩恵を得ることがなかったけれど、
バンドマンであった彼がカラオケのきっかけを作ったエピソードがすごい。

お客さん(とある会社の社長)が地方へ旅行に行くことになり同行を願うも、
バンドマンたる彼はその日は仕事の為一緒に行けない。
そこで彼がテープに演奏を吹き込み、そのテープを社長に渡す。
結果としてお客さんに満足される。
そばにバンドマンがいなくてもお客さんの高満足度は成立する。
その社長用にキーを変えたり少しアレンジして録音している。
この発想が後のカラオケにつながっていく。

発想のすばらしさに驚いてしまう。

また演者ではあるものの、他のバンドマンと比べると彼は一流ではなかったらしい。
ここがミソなところで如何にも面白い。

腕のいいバンドマンは楽譜を忠実に再現し演奏する。
上手いだけに自分の演奏にプライドがある。
職人であるだけに、ともすればオレの演奏はどうだ?!となってしまう。
お客さんの歌が上手ければ演奏共によく成立するが、
世の中歌が上手い人ばかりではない。
お客さんの体調、酔い具合にあわせて
唄いやすいようにキーを下げたり、曲のスピードを変えたりと
ちょっとした工夫を加えていた。
井上氏はそこが長けていた。
お客さんのことを考えて演奏していた。
今で言う顧客満足度を第一に考えていた。
自分は演奏が他の人より下手であると認識していただけに
そこの発想の切り替えが他の人よりスムーズにできたかもしれない。

もっと面白いというかビックリしたのが、
この井上氏の会社がクレセントであり、日暮通(日暮通3丁目)であったのに本当に驚いた。
親父がもともと住んでいたところが日暮通1丁目。

結果的に親父の職を奪った形になる人がこんな近い所に住んでいたのか!ということに改めて驚いた。



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